碓氷峠の一世紀―運転史からみた横軽間の104年〈下〉 (RM LIBRARY(40))
碓氷峠の一世紀―運転史からみた横軽間の104年〈下〉 (RM LIBRARY(40))
三宅 俊彦

定価: ¥ 1,050
販売価格: ¥ 1,050
人気ランキング: 30473位
おすすめ度:
発売日: 2002-11
発売元: ネコパブリッシング
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
三宅 俊彦

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発売日: 2002-11
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粘着運転時代の横軽史入門
上巻のアプト時代70年間に続き、粘着運転時代の横軽運転史34年間を描く。
増え続ける輸送需要に当時の国鉄はアプト式廃止、複線化を決断する。
当時の状況ではいたしかたなかったのか、あるいはまたもや運命のいたずらか、
66.7パーミルのままの張付線増案が採択されてしまう。
これがのちにファンに熱狂させることとなる強力補機EF63を登場させ、
またその維持費の高さから新幹線開通時に唯一の廃止区間とされてしまった要因ともなった。
下巻ではこの粘着運転移行&複線化から横軽廃止までを描く。
移行期には、アプト式と粘着式新線の並列運転が2ヶ月実施されており、その内容も興味深い。
後半3分の2は、横軽の歴代の機関車の解説(EF63は少なめ)、
また峠を越えた名列車(気動車・電車のみ。客車列車は上巻にて紹介。)の解説。
逆に言うと前半3分の1しか粘着時代の運転史に充てられておらず、少々物足りない。
運転史の影の部分である機関車4両の暴走&脱線転覆事故も省略されている。
最大8両編成だった電車列車がEF63と協調運転により12両編成にと
輸送力を1.5倍にアップした歴史がある横軽であるが、
本書こそ1.5倍の容量アップ(上中下巻の3巻構成)が必要であったろう。
ところで平成19年は横軽廃止から早10年である。
少々物足りない点もあるが、上下巻でこの価格、しかも入手しやすい本書で
横軽の歴史概要を学び、山と戦った鉄道マンと機関車達に思いを馳せてみたい。
